イオウ、サリチル酸
イオウ
タンパク質やアミノ酸の構成要素であり、
身体や髪の毛・爪・軟骨などの組織をつくる重要な物質です。
私達はアミノ酸の形でイオウを摂取していて、
これがなければ生きていくことはできません。
イオウには、角質を軟化させる作用のほか、
殺菌、殺虫作用があります。
軟膏や液剤に製剤して、ざ瘡(にきび)、疥癬(かいせん)、
白癬(水虫)などの治療に用いられています。
イオウを細かい粒子状にした洗顔料でロングセラーのものに、
古い角質を取り除いて、ニキビを防ぐ
クリーム状の洗顔料がありますが、
スキンケアに加えて、良質なタンパク質を毎日食べることは、
身体の中からのケアになりますね。
わさびや大根の辛味成分やニラ・玉ねぎの香気成分にも
イオウが含まれていますから、
バランスよく取り入れるようにすると良いのではないでしょうか。
サリチル酸
医薬品としては初めて合成された有機化合物の一つで、
かつては解熱、鎮痛作用に使われてきた薬品です。
植物に含まれるサリチル酸
紀元前より、葉の裏の白いヤナギの樹皮の抽出エキスは、
鎮痛・解熱のために、用いられていました。
しかし、苦い為に、主に、外用薬として、用いられていました。
サリチル酸は、
イチゴ、柑橘類、ブドウなどの果物や、
トマト、キュウリなの野菜にも含まれています。
サリチル酸は
・かたく閉じた毛穴をひらいたり、角質除去作用がたかい
・ピーリング中の痛みがなく、炎症もおきにくい
グリコール酸のように、
肌の奥に浸透して保湿や真皮の新陳代謝促進へ直接作用する
ことがないかわりに、皮膚の表面のいらない角質層の除去にたいする
効果はグリコール酸よりも高いといわれています。
以前から『おとなのニキビ』の原因となる、いらない角質を
剥離させる効果が高いことはわかっていたのですが、
サリチル酸は、水にとけにくく、エタノールで溶解しているため、
刺激が強く、様々なスキントラブルなどで敬遠されていました。
しかし近年では、
溶剤を「エタノール」ではなく「マクロゴール」という
低刺激のものが使われるようになってきていますので、
これからは良いのではないでしょうか。



